ご挨拶

防衛施設の持続可能な運用と周辺地域との共生に向けて

防衛施設協会 調査研究室は,防衛施設と周辺住民との調和・共生という設立趣旨に従い,航空機騒音等の評価・測定方法及び住宅防音工法等の調査研究を目的に,1977年に設置されました。
自衛隊等飛行場などの防衛施設は,我が国の国防や平和維持の基盤として,あるいは東日本大震災に見られるような災害時の救援活動など重要な役割を担う一方で,騒音問題を始めとした周辺地域住民への環境負荷を有する側面も併せ持っています。このため,防衛施設の持続可能な運用のためには,周辺地域への環境負荷に対するミティゲーションを実施しながら地域と共生していくことが不可欠です。

このような上位理念のもと,調査研究室では,国や地方自治体等からの委託による調査研究業務(受託業務)と,自主的にテーマを決めて行う調査研究業務(自主研究業務)に取り組んできております。長年,防衛施設周辺の騒音問題と向かい合ってきたノウハウに基づき,航空機騒音(特に軍用機)・砲撃音の実態把握や予測,航空機騒音等に対する住宅防音の標準的工法の策定などに豊富な実績があります。

調査研究室はこれらの実績を生かし,防衛施設周辺の騒音問題等の解決に貢献すべく,調査研究業務に取り組んでまいります。

防衛施設周辺整備協会 調査研究室 室長 月岡 秀文